善光寺の阿弥陀如来立像
めいしょう
あみだにょらいりゅうぞう
名称
阿弥陀如来立像
指定種目
市指定 文化財
指定年月日
令和6年2月21日
文化財種類
工芸品
時代
鎌倉時代
所在地
洲本市五色町鳥飼浦2178<外部リンク>
所有者
善光寺
管理者
善光寺
概要
善光寺は、信州善光寺の御分寺として、寛元年間(1243-1246)に創建されたとつたわっています。
本尊阿弥陀如来立像は、像高48.7cmで銅鋳造、鍍金、彫眼で善光寺式阿弥陀の特徴が確認されます。端正な面相、背中の肩の部分が後ろに反るなどの特徴から鎌倉時代後期の作と考えられ、全国的に善光寺式阿弥陀の信仰が高まった時に制作されたと考えられます。
両脇の左脇侍、右脇侍は、江戸時代のもので、日輪と月輪を持つ薬師如来の日光・月光菩薩の形式が元になっており、後世に修理されたことがわかります。
当初の像は中尊のみですが、善光寺式阿弥陀は西日本の類例は少なく貴重です。