三宝院の鰐口
めいしょう
さんぼういんのわにぐち
名称
三宝院の鰐口
指定種目
市指定 有形文化財
指定年月日
昭和62年11月20日
文化財種類
工芸品
時代
南北朝時代
所在地
洲本市五色町下堺693<外部リンク>
所有者
三宝院
管理者
三宝院
概要
この鰐口はもともと三原郡河内村にあったものを戦時供出から逃れ三宝院が譲り受けたものです。青銅製で、面径17.4cm、面厚7.6cmで、各面が3区に分けられており撞座(つきざ)はありません。銘文に御宝具、工作者とあるのはめずらしく、銘文より南北朝時代のもので、淡路島内でも古い鰐口の1つです。
(銘帯右)
淡路国三原郡河内村七社御宝具鰐口也
(中帯左)
工作者頼祐願主藤原末友生年七十三歳
(銘帯左)
永徳三年八月廿五日(1383年)