鳥飼八幡宮の神輿
めいしょう
いかけじらでんこんどうそうしんよ
名称
沃懸地螺鈿金銅装神輿
指定種目
国指定 重要文化財
指定年月日
昭和32年2月19日
文化財種類
工芸品
時代
鎌倉時代
所在地
洲本市五色町鳥飼中314<外部リンク>
所有者
鳥飼八幡宮
管理者
鳥飼八幡宮
概要
平安時代後期の久安6年(1150年)近衛天皇の母君、美福門院得子(びふくもんいんなりこ)が石清水八幡宮に奉納した15基の内の1基で、沃懸地螺鈿金銅装神輿(いかけじらでんこんどうそうしんよ)と呼ばれています。柱高90cm、柱間88cmで方形屋根に露盤を置き鳳凰を据える、鎌倉時代の特徴を持つ神輿です。
和歌山県鞆淵(ともぶち)八幡宮にも同神輿があり、そこには鎌倉時代前期の安貞2年(1228年)に石清水八幡宮より奉送された目録があることから、鳥飼八幡宮にもこの時期に奉送されたと考えられます。