【臨時号】~SNS 中高「生」だけじゃない、中高「年」も要注意~
SNSをきっかけとした消費者トラブルにご注意
SNSは便利なコミュニケーションツールですが、悪質商法の勧誘手口として、悪用されるケースが増えています。そこでSNSをきっかけとした消費者トラブルの防止のため、相談事例を紹介します。消費者被害を未然に防止するため、皆さんも以下のような事例にご注意ください。
SNS上の広告に注意!!
〇「初回無料」「1回だけ」のつもりで健康食品や化粧品を購入、実は「定期購入が条件」だった。
〇洋服や家電等を注文したが、「商品が届かない」「偽物が届いた」
SNS上で知り合った相手からの誘いに注意!!
〇SNSで副業を検索し、「相手の相談にのるだけで報酬がもらえる」との書き込みを見て連絡。手続きに必要と、登録料やポイントを購入して相手とやりとりしたが、報酬がもらえない。
SNS上で知り合った相手との個人間取引に注意!!
〇「チケットを譲る」との書き込みを見て支払ったが、「チケットが届かない」
消費者へのアドバイス
・SNS上では話の合う「知り合い」でも、本当に信頼できる相手かは分かりません。本当に信用できる相手なのか。慎重に判断しましょう。
・大幅な値引きや低価格、「簡単にもうかる」「損はしない」などの投稿やメッセージは鵜呑みにしないようにしましょう。
・SNSは便利なコミュニケーションツールですが、思いがけずトラブルに巻き込まれることも。SNSを安全に利用するために、SNSのリスクも認識しましょう。
(番外編)子どもにありがちなSNSトラブル
中学生の娘が友達と撮った写真をSNSにアップしていた。設定を「公開」にしていたため、誰でも見られる状態になっていた。気がついて、非公開にしたが、すでに流出した写真の情報を削除したい。
ひとことアドバイス
・自分の個人情報や写真などの情報を送ってしまうと取り戻すことは難しく、より大きなトラブルに発展することも。SNS上に投稿された情報は拡散すると消去が困難です。個人情報や写真、身元が分かるような書き込みは安易に投稿しないようにしましょう。
・保護者の気づかないところで、中学・高校生がトラブルに巻き込まれているかもしれません。
家族でSNSの利用方法を話し合うとともに、ペアレンタルコントロールやフィルタリング機能も活用しましょう。
不審に思った場合や、トラブルにあった場合は、消費生活センターに相談しましょう。
洲本市消費生活センター 0799-22-2580
消費者ホットライン 「188(いやや!)」