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淡路島内3市長において構成される淡路島市長会は、兵庫県知事及び兵庫県淡路県民局長に対し、令和2年5月8日付、新型コロナウイルスに関する安全確保対策として、下記のとおり、要望書を提出いたしました。
新型コロナウイルス感染症軽症者並びに濃厚接触者の安全確保への要望
(同居家族等のPCR検査実施と療養宿泊施設の設置)
新型コロナウイルス感染症対策として、生命重視の感染予防に最大限のご尽力をいただき誠にありがとうございます。
今、淡路島内で一段と心配されているのが、感染者及び同居家族や濃厚接触者であり、これらの方が自宅待機を求められることに伴う問題です。
全国的にも、自宅待機を求められることにより家庭内感染が多発する一方、感染症軽症者と思われた方が、自宅待機中に症状が急変し亡くなる事例も生じています。また、島内においても感染者が発生しておりますが、感染者を特定しようとする住民の行動、その同居家族に対する風評被害、人権侵害など精神的ストレスが大きく自宅での生活は不安で困難なものとなっています。
ついては、これらの課題解消のため、今後の感染拡大も視野に入れ、また島民の不安が少しでも軽減され、感染者及び同居家族や濃厚接触者が安心して社会復帰できるよう、県として下記に掲げるような安全確保対策を講じていただきますよう強く要望いたします。
記
1.感染者の同居家族並びに濃厚接触者について、希望があればPCR検査を実施すること
2.感染症軽症者が確実に入所できるよう、療養宿泊施設を確保すること
3.やむなく自宅待機を余儀なくされている方への感染防止備品(マスク・消毒薬等)を支給すること
4.風評被害等の人権に配慮した行動を求める啓発、対策を講じること
淡路島市長会
会長 南あわじ市長 守本 憲弘
副会長 淡路市長 門 康彦
洲本市長 竹内 通弘
以上