緊急事態宣言（４度目）の延長を受けての市長メッセージ

緊急事態宣言（４度目）の延長を受けての市長メッセージ

　兵庫県への緊急事態宣言が９月３０日まで延長されました。変異株であるデルタ株の猛威により、新規感染者数は高止まりしており、第５波では、直近１週間での1日の平均感染者数が第４波のピークを大きく上回る９００人を超えるとともに、重症病床使用率も５０％を超えるなど緊急事態となっています。

　また、医療提供体制がひっ迫する中、入院したくてもできない入院調整者数が依然として２００人を超えており、このままでは、救える命が救えないといった深刻な状況が続くことになります。

　　こうした状況において、一人ひとりの責任ある行動が、今一番必要な医療提供体制の確保と新型コロナの収束に繋がります。どうか皆さまには、自分自身、そして大切な人の命を守るため、次の取組をお願いいたします。

１　人流抑制対策の徹底

　・生活・企業活動を維持する場合を除いて、原則、県域を越えた往来はやめてください。

　・買い物の回数を減らすなど、混雑した場所等への外出を半減してください。

　・時短要請時間外の営業、酒類・カラオケ設備を提供する飲食店等や感染対策（アクリル板の設置など）が徹底されていない飲食店等の利用はやめてください。

　　・友人等との会食や宅飲み、路上・公園での飲酒は絶対にしないでください。

　２　クラスター対策の徹底

　　・職場や学校園でのクラスター、家庭での感染が多く発生しています。マスクの着用（不織布マスクを奨励）、手洗いや手指消毒、換気など基本的な感染対策を徹底し、発熱等の症状が見られる場合は出勤・通学園の自粛を徹底してください。

　　・「居場所の切り替わり」（食堂、休憩室、更衣室、喫煙室、サークル室等）では十分注意し、必ずマスクを着用するなど感染対策を徹底してください。

　　・多数の方が利用する集客施設は、入場制限、誘導等の入場整理を必ず行ってください。

　　・飲食店では会話時のマスクの着用を徹底してください。

３　ワクチンの積極的な接種

　・ワクチン接種は発症と重症化を予防します。副反応等に対する誤った情報には惑わされず、正確な情報のもと、特に若い方の積極的な接種への参加をお願いします。